深い森の中の一軒家、代々魔導師の家系、彼は攻撃を主体とする精霊魔法を継承した。
平和な時代に精霊魔法は危険な代物、人々に疎まれ次第に人里離れた森の中で生活するようになった。
森の中で一人暮らし、しかしそんな彼にも友人がいた。
大陸その名を知らぬ者はいない剣の使い手ソード、そして回復魔法を継承した双子の兄弟だ。
生まれた時より人並み外れた能力の持ち主同士、通じる物があったのか。
剣の道、攻撃魔法の道、お互い道は違えども月に1度満月の夜にお互いの家を訪問して一夜を飲み明かした。
今日はソードが訪ねて来る日である。
外は満月だが知らぬ者なら決して訪れる事は出来ない森の中の一軒家である。
トビラの叩く音
「おう 開いてるぞ、さぁ入ってくれ」
「こんばんは、ブリードさん」
「お嬢さん!あんた誰だ?どうやってここまで来たんだ」
「あたしはフレア、ソード様の御依頼で貴方と一晩のお相手を勤めに来ました」
「こんばんは」
もう一人、深くフードをかぶった女性が入ってきた。
「あたしはメイス。ブリード様を おもてなししろと、ソード様と一緒にここまで歩いて来ましたの」
・・女2人だけで夜の森の奥く深くまで来れるはずが無い・・・・しかしソードの奴と一緒なら別か。・・
「ソード様は御酒のサカナにと獲物を探しに森に入られました。後からお見えになるそうですわ」
ブリードは女達の言葉を信じた。
「じゃ彼が戻って来るまで少し待つとするか。」
「いいえ ソード様は先にブリード様をおもてなしろとの事」
フレアは着ていたローブをそっと脱いだ。
中は裸だ。透けるような白い肌は満月の光の為にそう見えるのだろうか?
そのままゆっくりブリードに近寄ると両手をそっと回して唇を重ねた。
気が付けば何時間経ったのだろう?
ソードは戻ってくる気配も無い。
女達は疲れを知らないのかブリードの体を激しく求める。
普段のブリードならば異常事態に気が付くのだが、
女達の醸し出す淫気が彼の思考力を奪っていたブリードは要求されるままに女達の求めに応じて体を重ねていった。
気が付けば体が動かなくなっていた。
「ふふふふ うまくいったわね」
「はいフレア様、彼の魔力の源もこちらに。精霊の首飾り、これが無ければ彼は殆ど魔法が使えなくなります」
メイスの手には大事な首飾りが握られていた。
・・なぜ、俺の弱点を知っている!・・
「ふふふ それでは このままガルム様の所へ運びましょう」
女達の瞳が銀色に輝く、角が生え、羽が生え、女悪魔の姿に変わる。
女悪魔達は体の動かないブリードを抱きかかえると夜空に向かって飛び立った。
ブリードは2人の女悪魔に抱きかかえられ夜空を運ばれる。
いくつかの山や荒地を跳び越し荒廃した魔城に降り立つ。
両脇を抱えられて引きずるように謁見場と思しき所まで連れて来られると急に戒めを解かれる。
体の自由の利かないブリードはその場に倒れこんだ。
「御主人様、聖なる魂の継承者を連行いたしました」
サキュバス達は正面の玉座に跪いた。
「ふむ、よくやった。次の手筈はわかっているな! お前達でこの男を穢れた存在に落すのだ。
その体に聖なる魂を宿す事が出来ぬ穢れたモノにな!」
「はっ!」
フレアとメイスは笑みを浮かべる。
ブリードは降魔の間、魔方陣の中央に運ばれた。
「ふふふ 嬉しいわ、あたし達の一族がまた増えるんですもの」
メイスも興奮している、自分の股間に手を伸ばすと割れ目にそって指を動し甘えたような淫声で
「はぁはぁ・・はいフレア様。最愛の友人をあたし達の手で仲間に生まれ変わらせるなんて素敵ですわ。はぁはぁあぁぁん」
「最愛の友人だと?俺はお前など知らぬ!何者だ一体貴様は?俺に何をする気だ!」
「あぁんブリード、あたしの顔をよぉーく見てよ、あたしの剣に見覚えはないの?」
・・これは・ソードの剣?!・ま・・まさか・・奴は殺されたのか?!・・
「貴様!ソードはどうした!まさかお前が殺したのか!?」
「ふふふ解らないのぉ?魔法使いのくせに頭が固いわね、あたしがソードよ」
・・何!・・ソードがサキュバスに?・・そんなバカな事が!?
「まだ疑うの?じゃあたしの剣技披露してあげるわ、とくと御覧なさい」
メイスは剣を握ると踊るような激しい剣舞を披露した。
・・あの技は確かにソードの技・・ウソだ・・
「お前はまさか、本当に?!」
メイスはブリードの耳元に甘えたような声で囁く。
「ようやく信じてくれた。あたしは貴方の事は何でも知っているのよ。
貴方があたし達の御主人様の復活に必要なモノを宿している事もね」
・・ソードが本当に心からバケモノに変わってしまった・・
「フレア様のお力であたしはサキュバスに生まれ変わったの。もうすぐ貴方もあたし達の仲間に生まれ変わるのよ」
「お・お前はソイツにバケモノに変えられたのか!?」
キッとフレアを睨む
「フレア様に無礼よ!」
「メイスいいわよ、ふふふこれから貴方にも人間として最高で最後の快楽を与えてあげるのよ、感謝なさい」
メイスはブリードのペニスに唾液を垂らす、そして丹念に裏筋から竿の先端に舌を這わせる。
ペニスは今にも破裂するほどの勢いで隆起する。
左手で掴むと口に頬張り尿道に唾液を送り込む。
「味わいながら吸い取ってあげるわ。貴方の命を・・・」
メイスは女陰の割れ目を指先でそっとなぞる。
(このままじゃされるがままだ、今の俺に出来る術)
ドーム状の天井に目を凝らすとコウモリが数匹、その中の一匹に集中すると、どこかに飛んで行ってしまった。
(頼む)
フレアはブリードを跨いで立ち上がると、指先で大陰唇を開き、その膣からにじみ出る愛液をブリードの体に撒き散らした。
「ふふふ まだよ・・まだ出しちゃだめよ、貴方の精は 貴方のかつての友人の糧となるのよ」
「そろそろ頂こうかしら」
メイスはペニスから口を離すと、姿勢を変えてブリードの上に跨り愛液したたる肉壷をペニスに突き刺した。
「うぉぉぉぉ、やめろぉ!ソードやめてくれぇ」
今までに無い激しい射精が始まる。
ドッドッドクドクドドドク
「おいしい!おいしいわ、あぁんあたしソードじゃなのよぉ、貴方はあ・あたしの糧よぉさぁもっと吐き出すのよ」
メイスは激しく腰を動かす。
ドドクドクドク
「あん、あん、もっと!もっと!貴方の全てをあたしに頂戴。 あ、あたしに全てを差し出してぇ、いいわよぉ」
ドクドクドドック
「あんあん、もっと出して、貴方の全てはあたしの物になるのよ。あん」
ブリードの体は次第に干乾びたミイラのように変わっていった。
窪んだ瞳の眼球の光が、彼がまだ辛うじて生きている事を証明していた。
「そろそろ一族に加える儀式を行うわ。メイス離れなさい」
「あっあんはぁはい」
メイスは未練そうに女陰からペニスを引き抜いて立ち上がる。
ブリードの干乾びた体にペニスだけが不釣合い力強く隆起している。
フレアはブリードの首筋に両手をまわし上半身を起こすとブリードの首筋に顔を近づけてキバを立てた。
首筋から2筋の血が流れる。
「貴方は今、あたしの洗礼を受けたのよ」
友人を悪魔へ変身させた張本人に対して、自らの絶望的な状況にブリードは口調は怒りに満ちていた。
「き貴様・・」
「ふふふ、貴方はこれから生まれ変わるの。あたしの一族サキュバスになるのよ」
「貴方はもうすぐ死ぬわ、でも心配しないで、貴方はサキュバスとして復活するのよ」
「お前の仲間として復活するくらいなら死んだほうがましだ」
ブリードは最後の力を振り絞るように呟く意識の糸が切れる。
フレアはブリードに馬乗りの姿勢になりペニスを自分の肉壷に収めるとブリードの胸に両手を当てて呪文を唱え始めた。
そして腰をゆっくり上げる。その股間にはドス黒い脈打つ肉片がこびり付いていた。
フレアの股間の肉片は脈打ちながら巨大な肉棒に形を変える。
ブリードの股間は削り取られたようにペニスが無くなっていた。
「貴方の人間として、男としての全てをあたし達が頂いたわ。あたし達のサキュバスの体を受け取りなさい」
フレアはブリードの股間をMの字に開脚させてその上に覆い被さり
「一番大事な所から作ってあげる」
肉棒を突き刺した。
ブリードの下腹部がペニスの挿入に合わせて膨らみが前後する。
体液を注入される度にピクリピクリと波を打つ。
ブリードの干乾びた体が少し膨らみ始めた。
可愛らしい女の顔に膨らむ。
半口を開けた小さな唇から溜息のような声が漏れる。
「はぁはぁ」
「あぁんブリードかわいい」
メイスは唇を重ねると喉の奥にまで舌を挿し込む。
「んんんっ」
少し苦しそうに甘く甲高い喘ぎ声を漏らす
「はぁんあたしたち、これで本当の同血の仲間になるのね」
フレアはうっとりした表情で腰を前後に振り注入しつづける。
体全体が曲線を帯びた形に膨らむ。
「ふふふ かわいいおっぱいにしてあげる」
フレアは両手をそっと胸そえると掌で丸く円を描くようになでる。
胸が盛り上がりを見せ始めると、形を整えるように曲線を作りながらやさしく掌を動かす。
「大きさはこれくらいでいいかしら」
指先で膨らみの先端を摘んでツンと上向きの乳首を作り、手を放す。
かわいらしい乳房がプルルンと揺れた。