「あぁぁん・・・いぃ・・・」
大きなベッドのある、寝室に私の喘ぎ声が響く。
この部屋は、お姉ちゃんのお母さんがまだ生きていたころ、両親が使っていた部屋だそうだ。
ダブルベッドよりも大きなベッドが置いてあって、お母さんが亡くなってからは、お父さんは使っていないという。
そのお父さんも、国会がある今の時期は、特に予算の審議中のいまは、山手線の反対側にあるこの家にあまり帰ってこないのだという。
「帰ってきても、一階しか使わないから」
この家には、二階にも玄関があって、三階にもお風呂がある。
お父さんがいても、男を連れ込むことに何の困難もないのだった。
寝室のシャンデリアの下で、今夜も私は、お姉ちゃんの連れてきたセフレとセックスをしている。
「あはぁん・・・とっても、いいのぉ・・・」
今日は、お姉ちゃんの言っていた「6連戦」の6日目だった。
そして、4日目の一昨日はダブルヘッダー、昨日はふたりの男と4Pだったから、この6連戦でのべ8人目の男だった。
「いやぁ・・・いじわるぅ・・・うごいてよぉ・・・」
今日の相手は40歳位のおじさんだった。
やる前にお姉ちゃんが、どんな男か教えてくれる。毎日。
今日の男は、
「そりゃ、もう若さではかなわないけど、熟練した大人の味って言うのかな?
すんごいねちっこいの。
言葉攻めもすごいいやらしいし、こっちが盛り上がってくると必ずどこかで動きを止めて、動いてって、哀願させるの」
「あぁん、もう・・・イっちゃう・・・一緒にイこうよぉ・・・」
若い、体力抜群の絶倫とちがって、何回もやるわけにはいかない。
終わると、意外にさっさと帰っていった。
「どうだった?」
まだ服も着ていない私のたたずむ寝室にお姉ちゃんが入ってきて、聞いた。
「うーん。すごくよかった。ほんと、いやらしいね、あの人。でも・・・」
「でも、なぁに?」
「おじさんだからとかじゃなくて、あんましタイプじゃないかな・・・」
「ふふふ、それに、一回で終わっちゃったから物足りないんでしょ」
そのとおりだった。私の顔がカァーッと赤くなる。それを見ると、私の頬にお姉ちゃんの手が伸びる。顔を近づけてくる。
「おじさんのにおいがする」
そういうとお姉ちゃんは私にキスをした。
「あぁん・・・いっちゃうぅぅ」
何度も何度も私はその約束を復唱させられた。
明日こそは、淫乱女子大生ゆっこがはじめて童貞クンを食べる。
今までの「開発」で「エッチで淫乱なゆっこ」をココロとカラダに刻み込まれたように・・・その約束を刻み込まれた。
翌日、ゆっこは春らしい緑色であわせた服装をさせられた。
深いエメラルドのカーディガンと胸までのインナー、その上に少し出るパステルのシャツ。スカートは、
同じパステルの、ひざ下まである巻きスカート。「触ってみたくなる」ようなポリエステルの材質。
下のほうは開いたままにして、最初、重ねてジーンズを履こうとしたら怒られた。
「あんたバカじゃないの? やる気あんの?」
綺麗な足を見せろ。パンティまで見えそうなのがいいんだ。と。
でも、本当にパンティまで見えたらただのヘンタイだから、
「ほら、こういう超ミニスカートは、こういうときに使うの」
私はほぉ、という感じで感心した。
お姉ちゃんの言う「清純だけどエッチな」服装で、なにかのオリエンテーションのために学校へ行った。
その帰り、昨日と同じようにたくさんの勧誘にあった。
その中からひとつを選んで、昨日も行った、2月まで通っていたキャンパスについていった。
運が良くて、これは、という男の子がいた。すごい格好いいというわけではなくても、好みのタイプ。
服装は地味。身長は170cm弱といったところか。
痩せ型で、でも結構鍛えてありそう。この子となら、やってもいいかな。あとは、お姉ちゃんの指定した条件に合うかどうか。
「こんにちは」
つれてこられた私がサークルの溜まり場に先にいたその男の子と他の人たちに挨拶をした。
つれてきた先輩が
「えぇっと、君は昨日もきてた・・・」
「近藤です。近藤勝・・・」
「ああ、そうだった」
第一関門クリアだ。私は活動についてのアナウンスを聞きながら、次の関門についてどう聞けばいいかを、考えていた。
生後2週間の「女のカン」では、この子は絶対童貞だと思う。
でも、ちゃんと確かめないと。やっぱりちゃんと聞くしかないよなぁ。そんなことを考えていた。
ラッキーなことに、ふたりだけになるシーンが訪れた。
学部や、出身の、一通りの自己紹介を聞きながら、私は確信を高めた。核心に近づく質問をぶつけてみる。
「近藤君は、彼女とかはいるんですか?」
「えっ?」
初対面でそんなことを聞くと、誤解されるかもしれない。でも、今日の場合は誤解じゃない。
「いや、ちょっと今はいない・・・」
私はその言葉にちょっと動揺、ちょっと安心して、次の質問に移る。
「じゃ、前はいたの?」
「えっ・・・それは・・・」
口をつぐんだ彼を見て、心の中でガッツポーズを作った。
私は確信した。彼は絶対童貞だ。後は、どうやって誘うか。それが問題だった。
彼は大学の近くで一人暮らしをしているという。理想的だ。
「なーんか、私たちって、放っておかれてるよね。せっかく来たのに」
「うん、そうだね。」
「ねぇ、お茶でも飲みに行かない? おなかすいちゃった」
怪しまれるといけないので、携帯の番号を交換して、別々に出て、ファミレスの前で待ち合わせた。
入らずに待っていてもらったところが、正解だった。
この辺の地理は良くわかっている。彼の話からすると、アパートはこのすぐ近くのはず。
「あぁ、結構込んでるね」
「待とうか。しょうがない。それとも、あっちの方に行ってみる?」
せっかくのかわいい女の子との、突然舞い込んだデートのチャンス、彼は何とか逃すまいと必死なようだった。
そんなことしなくても平気なのに。
「んーと、そこのコンビニで何か買って、近藤君の部屋に行こうよ」
ストレートに要求した。
「えっと、結構まだちらかってるけど」
せっかくのチャンスをみすみす逃そうとするとは・・・でも、それがさらに童貞っぽくていい、と思った。
「いいよ。行こうよ。そんなにいや? 一緒に片付けてあげるよ。暇だし」
「えっ・・・でも・・・そんな」
早く気づけ、これはオマエを誘っているんだ。
と、彼の顔は赤くなっていった。ふと、下のほうをみると、
かすかに股間が盛り上がっていた。彼はそれを隠そうとするように、ジャケットのボタンを閉めた。
よかった。興味がないわけじゃないんだ。ただ、緊張してるんだ。
淫乱女子大生ゆっこの初めての童貞クンにふさわしい逸材だった。
「あたしはね・・・」
何とか説得して、彼の部屋に向かう途中、抱いてもらえるように伏線をうつような会話を続けた。
私はさっきのコンビニでサンドイッチと、ジュースと、コンドームを買った。
ビニールの中の紙袋、その意味、分からないかもしれないから、見えるように紙袋の外には出した。
案の定、ビニールで透けて見えるコンドームの箱が気になるようだった。
部屋に着くと、彼は「ちょっと待ってて」という。
AVでも片付けたのだろう。1分くらいして、中に招き入れられた。
買ってきたものを口にして、まぁ、いろんな会話をした。
家にあったCDとか、本とか、そんなものについて・・・話に詰まったときに、私から切り出した。
「まさるくんは・・・エッチしたことある?」
彼は、正直に、ノーと答えた。
「あたしね、今日、したい気分なの。教えてあげるから・・・どう?」
淫乱女子大生としてはいまいちかもしれない誘い方だが、
初めてなので許して、お姉ちゃん・・・そんなことを思いながら聞いた。
彼はこくりとうなずいた。
私は彼に飛びついて、抱きついてキスをする。
彼の口のなかに舌を入れて暴れる。
しばらく暴れたあとで、彼をベッドに押し倒す。ジーンズの上から、すでに硬くなっているアソコをまさぐる。
信じられないというかんじで、圧倒されている彼に、
「もう大きくなってるね」
と言って微笑みを投げかける。
彼は寝転がったまま、ベッドに腰掛けて話しかける私に答える。
「う、うん」
「ねぇ、そおんなに緊張しなくていいんだよ。どうせゆっこがリードするつもりできたんだから。あたしの言うとおりにして。おねがい」
「は、はい」
素直に返事をするところがすんごくかわいいと思った。これは病み付きになるかもしれない。
自分が童貞だったころに、かわいい女の子に、こんな風にされたら・・・
それって、天国みたいなものだ。つまり、私は彼を天国に連れてきたのだ。
「あぁあ、おっきくなっちゃって。ジーンズの中じゃ狭いみたいね」
私はそういうと、チャックをおろして、それでもなかなか出しにくいと分かると、
ベルトをとって、パンツごとジーンズをずり下げて、そのまま脱がせて、
「フェラチオ。わかるよね」
「は、はい。お願いします」
そういわれると、じゅるじゅるじゅる、と口によだれをいっぱいためて、彼のチンポを口に含んだ。
軽い仮性包茎のチンポをむいて、カリを全部出す。この、むっとしたにおいも、今となっては懐かしい。
カラダが女なのだから、ココロがこのにおいを受け入れないというようなことはない。
受け入れられないとしたら、それはただの男のプライドだ。
それが分かってから、ずいぶんとフェラチオは好きになった。
皮をむききった上体でカリの下にたまる恥垢をなめて取る。
そこにあったティッシュの中に吐き出す。そして、舌を使いながら、手はタマタマをいじくり、上下運動をはじめる。
視線は上目遣いで彼の顔を見つめる。
すぐに、彼のチンポはぴくぴくいって、あっという間に、どぴゅっ、とイってしまった。
「あぁん。はやすぎ」
「ご、ごめんなさい」
「いいよいいよ。気持ちよかった?」
「すごく、よかったです」
「ちょっと休んで、またやろうか」
「は、はい」
うーん。うまいこといかないもんだ。
そりゃ確かにこのシチュエーションじゃすぐに出ちゃってもしょうがないなぁ。
「ね、シャワー浴びてきてもいい?」
「はい、ど、どうぞ」
彼は、下半身裸でまだおさまらないチンポを振ってタオルを取りに走って、私に手渡した。
私はそれを受け取ると、その場で服を脱いで裸になった。
彼は、目のやり場に困っているようだったので。
「どうしたの、見てよ」
私はすでに濡れていたおまんこに指を当てて、その手を彼の目の前に差し出した。
「ほら、こんなにぬれちゃった。でも、もう少し待ってあげるから」
彼はあっけにとられているようだった。その指を彼の口の中に入れてみた。
彼はむしゃぶりついてきた。私は結構驚いた。あぁ、もうできるんだ。
シャワーは後回しにした。私は彼の手をとって、淫乱女子大生の濡れた秘裂へと誘った。
「ほら・・・こうして・・・あん、きもちいい・・・」
彼の手はどうしていいのか分からずに適当な動きを始めた。
私は、ベッドに座って、壁に寄りかかるところまで移動して、足を広げた。
「まさるくぅん。女の子のアソコを見るのは初めて?」
「いや、裏ビデオで・・・」
「ふうん。じゃあ、教えてあげるから、ちゃんと聞いて、気持ちよくしてね。」
私は指でエッチなゆっこのピンク色のおまんこを広げて、説明を始める。
「ここ、この外側が、大陰唇」
そこを開いて、説明を続ける。あぁん。見られてる。こんな明るいところで。
「で、この中にあるのが小陰唇、それで・・・こっちが・・・クリトリス」
両手の指を使わないと、説明しにくくなった。
クリトリスを自分で皮をむいて見せてあげると、エッチなゆっこのおまんこがじんわりと濡れた。
彼は、その光景を目をまん丸にしてみていた。
「あぁん、そんなに見られたから、感じちゃった。今濡れたところに入れるの。ヴァギナっていうの」
「は、はい」
「ねぇ、もうできる?」
彼は大きくうなずいた。
「それじゃあ、まずは・・・」
私は、彼に、エッチなゆっこのクリトリスを優しく愛撫させた。
「そうそう、優しく・・・くぅ・・・あん、きもちいい」
クンニまでさせるのは、ちょっとかわいそうだと思ったから、そこまでは要求しなかった。
でも、指を出し入れさせることにはした。
「そうそう。うん、上手よ・・・あはぁ、そう、そこで指を曲げて・・・」
Gスポットで指を止めさせて、スピードを上げてかき回させる。
「あぁん、きもちいい」
彼もすっかりその気になって、夢中で私のおまんこをかき回す。
その夢中さが、思わぬ結果を呼んだ。
「あぁ・・ん、すごい・・・すごい・・あぁぁぁ、きもちいい、イっちゃうぅぅ」
ぶしゅーーっと、音がすると、一気に力が抜けた。イった。
しかも、いままでとちょっとちがう。私は気づいた。やばい、潮を吹いてしまった。
「あぁん。やっちゃったぁ・・・ん」
エッチなゆっこのおまんこが潮を吹くのはこれが初めてだった。
一瞬、何が起きたか分からなかったが、私は「エッチで淫乱なゆっこ」としてのプライドから、
たまにやっちゃうものというフリを装った。
彼の顔にゆっこの吹いた潮がかかって濡れてしまった。
「あぁん、ごめん・・・。気持ちよかった。拭かないと・・・」
シーツが濡れてしまったのはしょうがないとして、さっき受け取ったタオルで彼の顔を拭いた。
そのあと、もう一度フェラチオをしてあげた。
今度はイってしまわないようにちろちろと、さっき流したスペルマをふき取るようになめた。
「さて、と」
私はバッグの中のビニール袋から、さっき買ったコンドームをとりだす。
「これつけるから、立ったままにしておいてね」
びんびんに立ったチンポにゴムをかぶせる。
彼を仰向けにして、上から腰を沈める。
「あはぁ・・・ん」
腰をグラインドさせる。彼も声をあげる。私はいつものように喘ぐ。
「はぅ・・・あは・・・」
体位を変えて、正常位になって、彼に腰を振らせる。
「あぁん。きもちいいいぃ」
だが、結局、そんなにもたなかった。
「あぁん・・・あぁん・・・」
私がまだ喘いでいる間に、彼は大きな声をあげて「あーいっちゃうよー」といって、イってしまった。
やっぱり、百戦錬磨のお姉ちゃんのセフレとは違う。
「ごめんなさい。うまく出来なくて・・・」
彼は彼なりに落ち込んでいるようだった。
それを見た、淫乱女子大生としては、ここは慰めるべきだろう。
「いいのよ、これから、少しずつうまくなってね」
シャワーを浴びて、その日はそれで帰った。
メールアドレスをおしえて、次の約束は出来なかったけど。
「じゃ、あなたが私のセックスフレンド一号ね」
と、淫乱女子大生のセフレ一号に任命して、帰ってきた。
あたしとしても、お姉ちゃんのセフレが出来なかったこと・・・エッチなゆっこのおまんこから潮を、
初めてでいきなり吹かせた男を、手放そうとは思わなかった。
二回もイったあとだけに、女を解放せずに固執することもなかった。
さて、この子はあたしのセフレにした。これから、開発するぞ!と外に出た瞬間、気合を入れた。
「淫乱女子大生ゆっこ」の誕生だった。
「へぇ、ちゃんとできたんだ。えらいね」
「でも、童貞相手だから・・・」
「何、物足りなかったの?」
「うん・・・」
物足りないのはそうだったが、でも、今日の彼は、童貞だったのに、私に潮を吹かせた。
それは、すごい驚きで、彼が与えてくれた快楽も忘れられないものになったのも事実だ。
でも、そのことはおねえちゃんには秘密だった。
童貞に潮を吹かされたなんて、淫乱女子大生のプライドがゆるさない。だから、ひみつ。
そんな会話で、また今夜もお姉ちゃんの「開発」が始まった。
「あぁん。おねえちゃん。やっぱり、ゆっこはこうやっていじられるのがすきなのぉ」
「開発」されながら思った。
まだオンナになって間もない私が淫乱女子大生として生きるのは結構大変だ。
彼を開発して、早く私を切ない気持ちにさせてくれる男にしたい。
今日、自分でリードして童貞を奪って、正直いってちょっと疲れた。
私はやっぱりMらしい。エッチなゆっこやっぱりこうして相手にいじられながら喘ぐのが一番気持ちよくて、大好きなのだった。