啓吾が目を覚ますと、そこは体育倉庫だった。
窓に目をやると外は既に暗くなっている。
タイミングの悪いことに今日は試合を軽く終えて玲二の家で遅くまでいる(勉強云々で)予定だと親に伝えてあるため、
心配して探しにくる、ということはない。
そして、起き上がろうとした啓吾は自分の両腕両足が拘束されていることに気づいた。
と同時に自分が股を開くような体制で、しかも全裸にされていることに気づいた。
「…っ! 何だコレ!」
啓吾が叫んだと同時に倉庫の扉が開いた。
「囚われのプリンセスがお目覚めの様だぜ」
三年生の笹山を先頭に、ぞろぞろとサッカー部の男子が数人入ってくる。
「てっ、てめぇか!こんなことしやがったのは!この手足についてるのを取りやがれ!」
「全裸に剥かれてるっていうのに元気な奴だな」
「あ…っ……ふ、服を返せ!」
「服ならお前のすぐ傍にあるけど?
…そんなことより、そろそろ後輩達が我慢出来ない様なんでとっとと始めさせて貰うぞ」
笹山が後を向くと、同時に二年の後輩がぞろぞろと入ってきた。
啓吾の裸体を前にして、二年は口々に感嘆の声を漏らしたり、股間を押さえたりした。
携帯で啓吾を撮る者までもいた。
「な…何をするつもりだ!?」
「何って…決まってるだろ…約束は覚えてるよな。負けた方は勝った方の奴隷になる…」
奴隷になるとまでは言ってないぞ、と言おうとした途端に啓吾は体に異変を感じた。
体が火照っている。股間が疼く。
「き…貴様、俺に何を…した…!?」
「お、丁度いい時に薬が効いてきたみたいだぜ」
「薬…!?」
「じゃ、可愛がるとしますか」
これから何をされるかという事を完全に理解し、怯える啓吾にお構いなしに気味の悪い顔をした笹山と二人の三年が啓吾に近づく。
そして、二人がかりで啓吾の胸を乱暴に掴んだ。
「ひゃうっ!」
初めての感覚が啓吾を包んだ。
「へへ、ちゃんと気持ちよくしてやるよ」
続いて笹山が啓吾の、薄く毛の生えた秘裂をなぞる。
「やぁっ!」
「可愛い声だな、啓吾ちゃん」
「クソが…今すぐやめねぇと…ブッ殺すぞ…」
「気の強い美少女を堕とすのもこれまた面白い」
三人がかりの愛撫は容赦なく続いていく。
「ひっ……やぁっ、やめっ…ぁ…うんっ…クソ…っ…やろ…!」
「いきなりぶちこまないだけでも感謝しろよ」
ぶちこむと言う言葉に啓吾は恐怖した。しかし、同時に心の奥底で別の感情が出てくるのを感じた。
啓吾の目が、何かを欲しがるような目つきになるのを見た笹山は目配せで他の二人に合図した。
そして三人が突然愛撫をやめ、啓吾から離れる。
(何だ…コレ…!)
「さて、啓吾ちゃん。俺達はこのままお前を放置しようと思うんだが。
勿論少ししたらちゃんと家に帰してやるよ。正し親とかにチクることはムリだぜ。
お前が寝てる間に恥ずかしい写真を撮ってあるんでね」
言う事は啓吾が望んでいるものだったが、笹山の目は別なことを企んでいる目だった。
だが、ここから逃れるには言う通りにこのまま我慢してこの忌々しい縄を外して貰うしかない。
(ケッ…当たり前だ、てめぇら何かに犯されてたまるかよ…)
勿論、勝手に放置しろと啓吾は言おうとした。だが─
「いやぁ……やめないでぇ……」
口に出た言葉は、啓吾の言おうとした事と全く違うものだった。
(なっ…どういうことだ…コレ…!?)
「へへ、啓吾ちゃん自らのお願いと聞いちゃ仕方ないなぁ」
嘲笑うかのような笑みを浮かばせて、篠山はチャックを下ろしながら啓吾に再び近づく。
すっかり硬くなったモノを掴み、啓吾の秘裂の前に構える。
(嫌だ…こんな奴に…やめろ…やめろ…!)
ずぷぷっ!
笹山のモノが一気に啓吾の膣を貫いた。
「じゃ、後がつかえてるんでな…!」