「あれ? なんで5組のバスと違う道に入るの?」
公立でありながら未だに男子校の進学校、N高校2年6組の修学旅行の途中のバスでの出来事だった。
山道で二つに分かれた道を、前のバスとは違う方向にバスは入っていった。
一番前の席に座っていた藤田正樹は異変に気づいたが、周りはだれも気にとめず、
ただ、横に座っていた担任の林が妙にうれしそうに笑っていたのを思い出す。

どっちみち、知らない土地である。
おかしな映画の見すぎでもなければ、修学旅行の途中、ひとつのクラスがバスごとどこかに連れて行かれるなんてことはあるはずがない。
いや、あるはずがないかどうかはともかく、少なくとも前のクラスのバスと違う道を入ったとしてもそれであやしんだりはしない。
正樹もそうだった。

しかし、それは起こった。
担任の林が、なにか防毒マスクのようなものを取り出したと思うと、赤信号の間を利用して、それを運転席に持っていった。
「運転手さん。これ、どうぞ」
「あぁ、はい。聞いてますよ」
そのやり取りを見届けたと同時に、林がなにかスイッチを押した。
プシュー!と音を立てて、バスのエアコンからなにかガスが噴射された。
瞬間、正樹を含むクラスメート全員は深い眠りについた。正樹も次に目覚めるまでのことは何も覚えていない。

「ほら! おきろ!」
「う・・・ん」
担任の林の声で目が覚めた。ただし、直接耳元で聞こえたというよりは、スピーカーを通したような響きだった。

「おはよう。2年6組のみんな。どうだ、生まれ変わった気分は」
天井からプラズマビジョンとスピーカーが下がって、見慣れた林の顔が見えた。
あれ? ここは? バスの中じゃないのかな? そう思いながら正樹が回りを見回した。

「うゎ!」
正樹は我が目を疑った。正樹の周りには、いずれ劣らぬ美少女が居並ぶ。
ずらっと並んでいる。顔に目がいったわけではない、ハダカの女が。
それぞれ体つきに違いはあれど、いずれ劣らぬ美少女が・・・・見るとみんな顔もかわいいように見える。

一瞬にして勃起する感覚を覚えた、かとおもったが、その感覚は実感を伴わなかった。
「自分たちの体をみてみるといい。みんなは生まれ変わったんだ」
「はっ。そ、そんな・・・」
正樹は美少女たちに囲まれた自分の声と、それからまずは手、そしてその手と、
下を向いて確かめたときに目に入る全身が、自分のものではないことに気づいた。
周りの美少女たちと自分が同じであることに。

「なんで、・・・俺が女に?」
周りの美少女たちも、まず周りにいるハダカの美少女たちに驚き、そのあと自分自身のことに驚いていた。
なんだこりゃ!うそ!と美少女たちはそれぞれ悲鳴をあげた。
「なんだよこれ!」と甲高い声で叫んだ、正樹の右隣にいる美少女はまだましで、
ほとんどの美少女はぎゃーとか、うわーとか、意味をもたない叫び声を挙げていた。

美少女たちはみな、自分の体をまさぐっていた。信じられないというふうに。
ある者は胸から、ある者は股間から・・・正樹はといえば、顔の形が変わっていることを確認すると、
右足が鎖につながれているのに気がついた。

もちろん、周りの美少女たちもみな、右足を鎖でつながれていた。
正樹は、そのつながれた右足が筋肉のほとんどない、しなやかなふくらはぎから、
同じようにしなやかな太ももへとつながり、そして、あらわになったままの股間に、今までついていた男性器がないことを確認した。

そんな叫び声を聞きながらも、正樹を含めて、ほとんどの美少女は自分の体に気をとられ、周りの叫び声どころではなかった。

「しずかにしろ! 説明するから」
スピーカーから、林の声が部屋に響く。
その言葉をみんながきいて、一瞬にして静寂がよみがえる。
男子校にあって、慕われていた部類に入る林の声に、正樹は、納得のいく「説明」を期待した。
みんなも、そうだったのだろうか。

林が部屋に入ってきた。
「おはよう、2年6組の諸君。これから、出席を取る。呼ばれたものは返事をするように」

正樹には、林の言葉が安心感を持ったものにひびいた。
この意味不明の状況の中で、日常を呼び起こす言葉は、一瞬の安堵だった。

「相川裕太」
「はい!」
一番前の右側にいた美少女の一人が返事をした。2年6組の出席番号一番は、たしかに相川裕太だった。
「伊田俊介」
「は、はい」
その後ろにいた、どちらかというとアニメ声で、細い体に似合わない豊満な胸を持つ少女がこたえた。

もう、明らかだった。正樹だけではなく、2年6組のクラスメート全てが、ここにそろっている。
もと、男だったときの出席番号順に並べられて・・・つぎつぎと名前を呼ばれて、返事をする。

内田翔一と呼ばれて返事をした女の子は、ショートカットの似合う、胸は小さいが腰がきゅっとくびれた色白の美少女で、
消え入りそうなか細い声で「はい」と答えた。
江月真琴と呼ばれた少女は、他の少女たちよりも少し色黒だったが、
少し南国系ラテン系の入ったかんじで、腰の位置が高い美人だった。

小沢祐樹は、高校二年にして始めて同じクラスになった双子の兄瑶樹とそっくりだった。
150センチくらいの小さな体は、しかし二人とも「女」と呼ぶのにふさわしい、
バランスよく膨らんだ胸に小さな乳輪にかわいく突起した乳首、
きゅっとくびれた腰をささえる細くしなやかな足、ピンク色の肌が、
名前を呼ばれたことで双子と呼ぶにふさわしい外見のままのお互いを認識して、少しほてりを増したような気がする。

「藤田正樹」
「はい・・・」
次々と返事をする美少女たち。ほとんど機械的に自分の順番を知っていて、返事をする。
そのルーチンワークに乗ったまま、いつものように正樹は返事をした。
周りの美少女たち・・・元男だったクラスメートと同じように。

全ての名前を呼び終えると、左側にあったドアがあいて、林が入ってきた。
何人かのいかつい男を引き連れて。
「みんな。生まれ変わった気分はどうだ?」
「なんだよ、これ、先生、説明してくれよ!」

美少女の一人が、たしか、倉本哲のいるはずの位置にいる美少女が、そう叫んだ。
かわいい声で。しかし、口調には倉本のそれがたしかに残っていた。

「ニッポンは」
林が説明を始めた。
「日本は、世界でもかつてない、戦争もないのに人口が減っていくという、世界史上かつてない危機に見舞われるようになりました」

その話を、かつて授業の時間に林はしたことがある。日本の未来を嘆く話だった。
それをほとんど、おそらく全部の生徒たちは林の言うとおり、たしかにある意味危機であると感じた、そんな話だった。

林は続ける。
「ところが、そんな状況になっても、日本の女たちは子供を生もうとしません。
考えるのは自分のことばかりで、女は子供を生む道具じゃない、女にも自分の生きる道を選ぶ権利を、と、
自分のことばっか考えるフェミニズムのおばさんたちの影響をみんなが受けてしまっています」
すこしずつ女を見下す方向に林の演説は傾いていく。

「そんな、民族のことをまったく考えないバカ女たちのせいで日本を滅ぼすわけに行きません。
だから、日本の偉い人たちは考えました」
正樹たち、2年6組のクラスメートの運命を決定した話しへと続いた。

「たくさんいる男を、女にして、子供を生ませればいいのだと!」
「ふざけんな! それが俺たちだって言うのかよ!」
すぐに倉本がまた叫んだ。

「そうです。さすが倉本君。いや、倉本さんですか。
君たち、2年6組のみんなには、セックスをして、子供を生むための女を作る、実験台になってもらったのです」
2年6組のクラスメートたちは、言葉を失った。
「とは言っても、みんなにいきなり子供を生んでもらおうというわけではありません。諸君は実験に協力してもらいます。
多くの男の人が、将来自らすすんで女性になってもらうための、実験台です。
みんなの尊い自己犠牲はいつしか歴史に残り、英雄として語り継がれることになるでしょう。
みずから、子供を生む性、つまり女性になること受け入れた民族を救った、パイオニアとして。
そこで女性として、生きることがどんなにすばらしいことか、覚えてもらいます。
みんなにはまず女としての教育を受けてもらいます。まずは、女の子としての名前をつけてあげましょう。
それから、女の子のための性教育を受けてもらいます」

「ふざけんな、元に戻せよ、なぁ、みんな、俺たち、男だ、男なんだ、こんなのありかよ!」
他のクラスメートたちがあっけにとられている中、倉本はひとり激しい口調で抵抗を続けた。
林が傍らにいる男の一人になにか合図をした。

その男ともう一人が、倉本に近づき、両腕をかかえ、足の鎖を外して引きずるように連れて行った。
「やめろ、なにをする、離せ!」
口調はまさにかつての倉本のものだった。頭がよく、力も強い男だった。
甲高い声で抵抗して、必死で男たちから逃げようとするが、力では全くかなわない。

じたばたしながら、林の前につれていかれてしまった。
「はい、みんな、注目してください。これから、女の子の体について説明します」

倉本は後ろ手に縛られた。すると、ドアが開き、外から新しい男が産科で使う分娩台のようなものを運んできた。
両手、両足、首に拘束のためのベルトがついていて、
倉本は抵抗もむなしく両足を大きく開いたままその分娩台に拘束された。

「はい、はじめますよ」
林はそう言うと、ビデオカメラをもって倉本の前に立った。

「みんなには、これから一人ずつ処女を先生にささげてもらいます。
出席番号順にしようと思ってたけど、まずは倉本君から。まずは、女の子としての名前をつけてあげましょう。
倉本君は・・・ユイカちゃんなんてどうかな? そう、それがいい」

それで倉本の新しい名前は決まった。
「ふざけんな!」
そういうと、倉本・・・ユイカは唾を林の顔めがけてはなった。
「おっと・・・」

林は顔にかかったつばを手でふき取るとそれをなめた。
「美少女の唾・・・いいですね。気の強い美少女は。ま、すぐに落ちますよ。ユイカちゃん」

次の瞬間、部屋の前のほうにスクリーンが現れ、
天井から下がった2台のプラズマビジョンとそのスクリーンに、倉本の顔が大写しになった。
「ちくしょう、なにすんだよ!」

前にいて、こちらを向いている倉本の目には、
部屋の広報にあったもう一台のプラズマビジョンに映し出された自分の姿が目に入った。
「いったじゃないですか。女の子の体のことを勉強して、それから私に処女をささげてもらうんですよ」
林はそう冷たく言うと、カメラのレンズを下に移動した。

「みなさんも、おっぱいはわかりますよね。
女性の胸は、子供を生んだ後、乳を赤ちゃんにあげるために、膨らんでいるのです。
また、乳首の部分は、女性にとって大事な性感帯でもあります」
「あっ!」

そう言って片手で左の乳首をもてあそばれると、初めてユイカの口から軽い嗚咽が漏れた。
「ふふ、気持ちいいでしょう」
倉本・・・ユイカはものすごい形相で林をにらみつけた。
それにかまうことなく林はカメラをなおも下に移動する。

「女性の腰がこんなふうにくびれているのは、子宮がこの辺りにあるからです。
子供を生むために、こんな風になっているんですよ。
やさしく、腰の辺りをなでながら、そのくびれのラインが映し出された。
「みんなも、自分の体を確認しなさい」
そういわれると、他の多くのクラスメートと同じく、正樹もつい自分の胸や腰を触って確認してしまう。

「そして、ここが。女性器です。セックスするときに使うところです。
いままで、みなさんの股間には、男性器、つまりチンポがついていたけど、これからはありません。
かわりに、尿道と、それから、ここが、おまんこです」

急にグロテスクなものが映し出された。
「おまんこと一口に言っても、セックスを楽しんで、しかも赤ちゃんが出てくるところです。
この部分を、まず大陰唇といいます」

林はカメラを傍らの男の一人に渡して、自分は両手で倉本・・・ユイカの秘裂の指で開いたり閉じたりする。
「そのなかに、このピンク色のが・・・小陰唇といいます。あれ、少し濡れてきましたね」
「くそ・・・・だれが・・・!」

「いいんですよ、ユイカちゃん。抵抗しても、どうせすぐ気持ちよくなってきますから」
そういうと、大陰唇の上のほう、包皮でくるまれた小さな突起物を探し当てた。
「あっ!」
ユイカの声はさっきよりも艶を帯びていた。
「これが、クリトリスです。女の子の一番感じるところです。みんなも探せたか?」

正樹も、他のクラスメートたちも、いつしか林の説明に聞き入り、
地べたに座り込んでいつの間にか言われたとおりに自分の股間をまさぐっていた。
足を開いて、軽く刺激を与えているものもいる。

自分だけでなく、みんながハダカで、そして部屋の前では一人の美少女が拘束され、
その性器をスクリーンいっぱいに映し出され、しかも、抵抗しながらも艶を帯びた喘ぎ声のようなものまで、
かすかに出してしまった・・・みんなもそうだろう、正樹はこの状況に興奮を感じてしまった。

「あぁん」
「はぁ・・・」
部屋のあちらこちらから、ユイカとは違う嗚咽が聞こえるようになった。
まだ、女としての名前を与えられてもいない、それぞれに美しい少女たちは、
いつしか自分の体のメカニズムにはまっていくものすらもいた。
正樹はといえば、そこまで気持ちよくなっていなかった。
まだ、気持ちがブレーキをかけていた。多かれ少なかれ、この状況を飲み込めていないクラスメートたち。
正樹は自分の女の体を確認しながら、そんなに気持ちよく思ってはいなかったが、中には、早くも性器を濡らす者もいたようだ。

「はは、みんなあわてるな。それじゃ、今度はこっちに集中して」
林が美少女たちに命令する。
みんなの目は再び林とユイカに釘付けになる。林の舌がユイカのクリトリスに触れる瞬間が映し出されていた。
「あぁ! くそ・・・やめろ! はぁ・・・ん」

抵抗の叫びと、正直に反応してしまう体、ユイカは戦っているようだった。
執拗に林の舌はユイカのクリトリスをとらえて離さなかった。
「はぁん、いやだ・・・やめろ!・・・く・・・」

美少女の顔が次第に紅潮し、髪を振り乱して頭をふり、ユイカは戦っていた。
その姿は、一層クラスメートたちに強い印象を与えた。だれもが思っていた。
自分だったら・・・ある者は戦うユイカに心の中でエールを送り、あるものは、単純に興奮していた。
スクリーンには、林の舌とユイカの女性器がいやらしく触れ合う姿が映し出されていた。

唾液だけでなく、女性器から分泌された愛液もその場面を演出していた。
いやらしく、甘美な交わりを映し出していた。
「あ・・・あ・・・くそ・・・・はぁ!」
拘束されて不自由な体を絞り上げるようにユイカは全身を痙攣させた。

「いっちゃった?」
林が舌を話して、ユイカにそう聞いた。
画面には、唾液と愛液が混じっていやらしくぬれ、ひくついている女性器が映し出されている。

「はぁ・・・はぁ・・・」
ユイカはぐったりして息を荒らしていた。
「いっちゃったか?と、聞いているんだ。ユイカちゃん?」

「くそ・・・いってなんか・・・いない!」
ユイカは抵抗を続けていた。それを見た林はにやりと笑うと、
「じゃ、次にいきますか。気の強い女の子もいいねぇ」
と言って、なにか合図をした。

再びドアが開いて、外からベッドが運ばれてきた。
「さて、処女喪失くらいはちゃんとベッドの上でやらせてあげよう」
「うぅ・・・くそ・・・」
拘束具を外され、ぐったりしたまま、ユイカはベッドに運ばれた。
ベッドの上では、一人の男がユイカを後ろからかかえて、足を開かせた。

「おとなしくなったな・・・」
林がそういうと、再びユイカは抵抗する。

「ふざけんな!」
激しく暴れようとしても、体に力が入らなかった。
クリトリスでいかされた衝撃が、男だったユイカにとってはとてつもなく大きなものだったようだ。
体中から力が抜けて、なかなか戻らない。それほどの衝撃だったのだろう。

「さ、まずはキスからいただきますか」
林はそういうとユイカの唇を奪った。胸をもみながら、濃厚な口付けを交わしている。
舌を自分の唇の中奥深くにまでに入れられ、それをかむこともなく受け入れ、
林と舌を絡めあっている姿が、スクリーンに映されていた。
いつの間にか、ユイカは抵抗していない・・・

「ふふ、おとなしくなったみたいだな」
そんな言葉で、再び林はユイカを刺激する。
「やめろ! なにするんだ!はなせ!」
ユイカはまた、思い出したように抵抗する。
しかしそんなことにお構いなく、林は再びカメラを手に取り、ユイカの女性器をとらえた。

「みんな、よくみろ。ここがヴァギナだ。ここにこれから先生のチンポが入って、倉本・・・ユイカちゃんの処女をいただく」
そう宣言して、大陰唇を開いてヴァギナを指し示した。

「いやだ・・・やめろ・・・」
林はその場で服を脱ぎ始めた。
パンツまで脱ぐと、大きなチンポはすでに勃起していた。
「これが君たちの処女をうばう、私のチンポです。まずはユイカちゃんから。みんな、順番だからな。まずはゆっくりとごらん」

正樹は、興奮を抑えられなかった。股間に熱いものが滴っているのがわかる。
あのチンポが自分の処女を奪うとか、そんな現実感のないことに対してではない。
目の前であの美少女が、これから処女を奪われるという、他人事に興奮していた。

自分も遠からず同じ運命をたどるなどということは、現実味のない悪い冗談にしか思えない。
しかし、順番の問題で一番先に処女を奪われる「ユイカ」と呼ばれる美少女は、体に力が戻り、ふたたび抵抗を始めていた。

「やめろ、はなせぇ!」
いくら暴れても、後ろでかかえてる男には力ではかなわない。
女の体を与えられた彼女は、当然力も男のときよりもはるかに弱くなっていた。
「ほら、よくみろ、しゃぶるか?」
林のチンポがユイカの目の前に差し出された。

「ふ、ふざけるな・・・! だ、だれが・・・」
ユイカはそう言って目をそむけた。目にはうっすらと涙が浮かんでいた。
口での反抗とは裏腹に、もう、あきらめているようだった。
「ふふ。ま、かまれたりでもしたら損だ。ま、それはおいおい教えるとして・・・」

そういうと、林はユイカの両足を持って開き、まだだれも侵入したことのない女性器にチンポを近づける。
後ろで抱えていた男は、それまでユイカの両足を開いていた両手で、ユイカの形のいいおっぱいをもみ始めた。

「あぁ・・・」
ユイカは両手をだらんと下げたまま、力で抵抗しようとしなかった。いや、出来なかったのかもしれない。
「やめて・・・せんせい・・・」
抵抗の方法は懇願へと変わった。しかし、もちろんやめてくれるような林ではなった。

「ふふ、すぐに気持ちよくなるさ」
何か林が目で合図をすると、後ろでユイカをかかえていた男はユイカからはなれ、ユイカはあお向けに寝かされる形になった。

「さぁ、入るぞ」
「いやだぁ・・・」
もう、懇願が無駄なことはわかっていた。ユイカはこの悪夢のような時間が早く終わることを祈っていた。

正樹は、ただただ興奮してその光景を眺めていた。
男だったときなら、このままオナニーでもしただろう。でも、いまはただカラダが熱くなるのを感じていた。
みんな、クラスメートたちは、みんなそうだった。
目はうつろになり、自分自身の運命も近くあの美少女と同じであることなど、忘れようとしていた。

あるいは、はやくもそれを望むものもいたかもしれない。
「あぁ・・・いたい・・・ぎゃぁ!」
断末魔の悲鳴が部屋中に響いた。
林のチンポが強引にユイカのヴァギナに割って入るのを、カメラは捕らえていた。
はっきりと聞こえる、メリ、メリ、という音。
少しずつではあるが林のチンポはユイカの中に埋まっていく。白いシーツに血が滴り落ちる。
ユイカは、枕をつかんで苦しみに耐えていた。

「いたい・・・やめて・・・」
そういって、苦しみに満ちた表情をして、両手はシーツをしっかりと握っていた。
正常位での挿入がいつしかすむと、林は腰を動かし始める。
「さぁ、もっと、力を抜け。力を入れると、痛いぞ」

「は・・・はい・・・」
ユイカは、もう、あきらめて、痛みをなんとかそらそうとして、体から力を抜こうとしていた。
林はユイカの腰を抱えて動き出す。
「あ・・・あ・・・」
「どうだ、気持ちよくなってきただろう。」

「う・・・いたい・・・」
ユイカは痛みと戦っていた。痛いだけだ。それをどうにかしてそらそうと必死だった。
「気持ちいいか?」
「いたい・・・・あぁん・・・」

痛いだけ、でも確実に気持ちいいところもある。
これは、はまれば気持ちよくなるんだろうな・・・と、ユイカは直感的に感じ取るようになっていた。
「少しよくなってきたようだな。さぁ、出るぞ」

林はこのときに備えて、精力をギンギンに昂ぶらせるような手段をいくつも講じていた。
これから、順番に33人の処女を相手にセックスするのだ。
別に字一日でやるわけではないが、この一日目に向けて彼が溜め込んだ精力は半端のものではない。

だから、一回目のユイカはある意味運がよかった。すぐに終わってくれるからだ。
「お、おっ・・・はぁ・・・」
「いやだ、いたい・・・いてぇい!」

ユイカが激しく痛がるのを無視して、林は腰を激しく振る。その腰の動きが止まった。
「おおっ」
林はチンポを抜いた。
「はぁ・・・ユイカちゃん・・・気持ちよかったよ」
「あぁん・・・はぁ・・・」
ユイカは顔を真っ赤にして息を激しく荒らしていた。ようやく痛みが終わったことに安堵していた。

スクリーンには、ユイカのおまんこから精液がどろどろと流れ出る様が映し出されていた。
なんともいやらしい光景に、正樹だけでなく、みんなが興奮していた。

ティッシュでチンポをふくと、林は裸のまま言った。
「おめでとう、みんなの中で最初にユイカちゃんが大人の女になりました。
このあと、ユイカちゃんにはこのお兄さんたちの特別レッスンに移ってもらいます。
なにしろ、国家の存亡をかけた大プロジェクトなんでね。
みんなには進んで女の子になってもらわないと困るのです。自ら望んでね。
だからセックスもうまくて、チンポも大きいお兄さんたちやテクニシャンのおじさんたちが、
たくさんみんなを待ってるから、すぐに女のセックスの味をしめるようになるよ。楽しみに待っていてください」
そういうと、ユイカは二人の男に抱えられて、部屋の外に連れ去られた。

「あしたには、ユイカちゃんは女の体を絶対に失いたくなるよ。いや、2時間後かもな」
「先生! 倉本をどこにつれていくんだ!」
誰かが、叫んだ。
「大丈夫、これからみんなはしばらくこの建物で寝泊りしてらう。
みんな処女を私にささげた後は、特別性教育コースに移ってもらう。
さっきも言ったように、みんなをすぐにセックス中毒にしてくれるお兄さんたちがまってるから、安心しな。
ユイカちゃんともご飯の時間には会えるよ。一足先に大人の女になったユイカちゃんに、色々教えてもらえよ」

林の言葉にみんなはあっけに取られていた。正樹も、未だに現実が飲み込めていなかった。
遠からず、自分も林に犯され。「性教育特別コース」へと移るのだということを。
「この建物の中はあとで案内するよ。
みんなは全部で33人だけど、ここには全部で130人のお兄さんと20人のお姉さんがみんなを性教育するために働きに来ます。
楽しみにしてなさい」

林はそういうと、傍らにいた男の一人に目配せをした。
すると、二人の男が、出席番号一番の「相川裕太」だった少女の鎖を外して林の前につれてきた。

「さて、つぎからは出席番号順に一人ずついただくか。さっきは早く終わったけど、今度はそうはいかないぞ」
「そ・・・そんな・・・」
「ナツキ」と新しく名前を与えられた少女は恐怖におびえる目をしていた。

「あとはみんな一人ずつ個室でやってやるからな。残りのみんなは、このお兄さんたちの言うことを聞いて、しばらくまっていなさい」

ユイカとナツキを除いた31人の美少女たちは、林に処女をささげる順番待ちをする。
今日は雪までで終わりで、明日からも1人か2人ずつ処女を林にささげることになる、という、案内を聞いた。

ナツキが二人の男に抱えられたまま、部屋を出て行った。
不安な目が正樹の心にも突き刺さった。林もその後に続いた。

正樹と、30人のクラスメートたちはまだ、信じられないという心持で自分の体を確かめたり、
あるいは隣にいるものがだれなのかを確認したりしていた。

そのあとに、一人の女性・・・20代の若い女性が入ってきた。
「みなさん、こんにちは。これから、女の子の下着や服の着方などを教えます。吉池恭子と申します。よろしくね」

自分が、自分たちが女であることを改めて教えるように、
ブラジャーやパンティ、キャミソール、スカートなど女性用の衣類が一通り入ったかごが配られ、
残った31人は処女を失うよりも先に、服の着方から教わることになった。
女としての日常生活のいろはから、わけのわからないままに教え込まれることになった。


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