雨がふっていた。雲はあつく、まだ暗くならない時間なのに暗い。そ
して、雨はざぁーざぁーと音をたて降る。
そして、1人の少年といえばいいだろか身長は171ぐらい。年は16、17いくらいで髪はいつもはさらさらなのに雨によりしっとりしていた。
でも、少年は血にまみれ死んでいた。原因は車にひかれた。そして、逃げられた。
無常にもひとけのない場所で倒れていてだれもいなかった。
あとにのこるのは少年の無、そして、白髪の赤い目の少女がいた。


17時50分 現在 場所 ひとけのない道路


僕は目を覚ました。僕は倒れていた。だから、僕は体をおこす。
僕は当たりを見回す。人はいない。
そして、僕は気づいた。血と水の混ざったへんな水たまりの上にいることに。
でも、なぜ僕は倒れていたのだろか。
ピキン
ガラスを割ったような感覚が頭を突き抜ける。

そして、これが奇妙な記憶の旅の始まりだった。



       『XIの物語 〜天使は笑う記憶の旅〜』



13時50分 4時間前 場所 学校の教室


僕は学校の先生の言うことただ聞かず、窓の外を見ていた。
教室はとても、ゆったりと勉強のしやすい環境だが、みんな、やる気はない。
そして、いつも僕は思う。学校は社会にでるための養殖所で個性な時代とかいっても実際は無常だ。
だから、僕は早く飛び級みたいな制度を作ればいいと思っていた。
そういえば、自己紹介が遅れていた。僕の名前は本山 八雲(ほんざん やくも)
たぶん、平凡で凡人の高校生だ。と、自己紹介は終わりにしよう。
僕は平凡に外を見ていた。雨だ・・・天気予報では晴れといったのに。うむ、原稿の読み間違いをしたのだと僕は思った。
ただ、学校からの帰りはまず、電車に乗って、そして・・・駅から行きは15分帰りは30分の高台に住んでいてずぶ濡れ確定だった。
そして、僕はある決心をする・・・家まで走って帰ろう。
でも、それが始まりだったんた。


17分50分 現在 場所ひとけのない道路


「そうだ、家まで走って帰ろうと決心して・・・あれ・・・」
僕はふと異変に気づいた。声が・・・
「まて、落ち着け僕は石山 八雲だ」
・・・声が高い・・・。
そして、ふと、自分の体を見てみる。
・・・胸がきついような・・・おもむろに自分の胸を触る。
そのとき八雲の心中は・・・僕は男じゃ。だから、固い男のひと胸板があるはずじゃ。
実際、
「!」
じりじりと甘い感覚が体に走った。慌ててを離す。
触ると危険だとおもい、ワイシャツのボタンをはずし、下に着ているTシャツをまくり上げる。
八雲はおもきって自分の胸をみる。
そして、静寂・・・しばし、八雲は雨に打たれる。
そして、こなえだ読んだ人間の体を思い出し考えた。
まず、乳房の形状はたしか、標準型、おわん型、下向き型、上向き型があって、これは標準型に入ると考えられる。
乳首の形状は小粒型、たらい型、突出型、陥没型があって、これは小粒型だった。
ふむ、少し納得できた。乱れた服装をもどす。
で・・・これのことからわかることは、否、その前に僕どうなるの?


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