その頃、あの研究室の一室では──

「さてと……急いでわしも行かければ」
教授は例の機械の椅子に腰をかける。すぐ横では目を閉じて寝ている誠がいる。
「おい、上田君。ベルトを掛けてくれ」
「はい。わかってますとも教授」
助手の上田が椅子に座っている教授にベルトを掛ける。

一方、控え室に連れてこられた麻子は──
「麻子さん素敵ねぇ〜。益々綺麗になったわ。ま、元がいいから当然かもね」
「そ、そぉ? そう言われると何だか照れるわ……」
鏡に映った自分の顔を見つめ思わずウットリする。顔にはメイクを施された麻子、髪はアップにされその首筋には綺麗なうなじの線が現れた。
気付けば自分自身、思う存分その世界を楽しんでいるようで、まんざらでもない麻子。

「さて、次はいよいよメインのこのドレスに着替えないと……さぁ麻子さん、早くその服脱いで」
「え、えぇ……」
「なに恥ずかしがってるの。大丈夫、この部屋には私たちしか居ないから」
(……そりゃ確かにこの部屋はそうだけど……考えてみたらあっちの世界じゃ教授や助手連中がモニタの前で一部始終見てるんじゃないの?)

麻子はしぶしぶカーディガンを脱ぐ。レースのキャミソールから麻子の色白の細い二の腕が露出する。
次に穿いているスカートのチャックを外すと、白いロングスカートはそのまま床の上にファサッっと落ち、ショーツを穿いている二本の細い脚が露になった。
そしてキャミソールを脱ぐと、麻子はブラとショーツしか身に着けていない下着姿になってしまった。
上はブラに優しく包まれた2つの胸の膨らみに、下は彼女の一番大切な部分を守っているショーツ、キュっと締まったウェストのくびれと小ぶりなお尻に細長い 手足。
紛れもない一人の成熟した理想的な大人の女性の姿である。
(うっ、な、なんてエッチな姿……あ、ダメ……なんか興奮してきた私……最後まで持たないかも)
またしても麻子の中の男性の部分が目覚めて来てしまった。
(あーあ、きっと今頃あっちの世界じゃ、モニタの前で同じように興奮して鼻の下伸ばして私のこと見てるんだろうな……)

「あ、あとそのブラジャーも外して……」
「えぇ〜! 下着まで脱ぐんですか?」
「そうよ、ドレス用のインナーに着替えなくちゃ、ドレス着た時の体の線が綺麗に出ないわ。それにそんなブラのままドレス着たら肩からストラップが丸見え よ」
「はぁ、おっしゃる通りで……」
(全く、なんでこんな所で裸にならなきゃならないのよ……こんなの聞いてないわ。きっとこれはあのスケベ教授の策略だわ。これじゃどっかのAVと同じじゃ ないの?)
麻子はしぶしぶ両手を後ろに回し、背中のブラのホックを外そうとする。が、慣れていないせいか上手く外すことが出来ない。
「う、うんっ……ふんっ! ……あ、あれぇ? 上手く外れない……」
考えてみれば当然だが、麻子にとって今までブラなど着けたことも無ければ外したこともないのだ。
鏡に背を向け、のけぞりながら懸命にブラと格闘する麻子。その姿を見てたまりかねた従業員は、
「もう、どうしたの? もしかして今から緊張してるんじゃ? ……フフしょうがない私が外してあげるわ、ホラ!」
従業員が背中のホックを外すとブラは勢い良く外れ、ぷるんっとそれまでブラに拘束されていた麻子の二つの乳房が自由の身になる。
ハラリと外れたブラは肩に掛かる2つのストラップのみで辛うじて麻子の胸元にぶら下がっている。
「あっ、やん!」
麻子は思わず両手で外れたブラを胸にあてがい、必死に自分の乳房を隠そうとした。
「なに恥ずかしがってるの? ほらもう時間が無いから……」
「あっ、ちょ、ちょっと!」
従業員は麻子から強引にブラを剥ぎ取る。
すると目の前には開放された小刻みにゆれる二つの乳房が──その先端には汚れを知らないかわいいピンク色の乳輪と乳首が天井の方を向いてツンとなってい る。
おそらくCカップくらいであろうか。
決して大きくは無いがかといって小さくもない、円錐形の正に理想的な女性の乳房がさらけ出され、鏡に映った自分の胸にぶら下がっているのだ。
(これが私のおっぱい……なんて綺麗な……)
麻子は顔を下に向け改めて自分の胸元を見た。眼下にそそり立つ乳房の膨らみとその先の乳首の先端を不思議な気持ちで見つめていた。

「あら〜結構いいおっぱいしてるじゃな〜い、形も綺麗だし。フフ、こりゃ旦那様になる人も幸せ者ね」
「か、からかわないでください……あのぅ、ところでやっぱ下も脱ぐんですか?」
次はいよいよ最も恥ずかしい部分をさらけ出さなくてはならないと感じた麻子は恐る恐る尋ねた。
「あぁ〜……そのショーツねぇ? ……ま、いいわ、時間も無いしそのままで行きましょう」
「ほっ…(あの教授でもさすがにそこまではやらないか…)」
少し安心する麻子。

「それじゃあこのブラジャー着けるわよ、ちょっと後ろ向いて両手広げて……」
(……うわっ! なにコレ? 大っきなブラ!)
麻子の背後からそのブラを着ける従業員。いや着けるというよりは、巻きつけるといった方が正解だ。
コルセットの様なロングブラは麻子の腹部を覆いその上の2つの乳房を包む。
従業員は背中の数箇所のホックを順番に留め始めると、いやおうなくブラの拘束が麻子の上半身を締め付ける。
「う……く、苦しい……でもなんかおっぱいがさっきより大きくなったみたいな……」
ロングブラが乳房を持ち効果で、麻子の胸にはさっきよりもくっきりと谷間が出来ていた。
麻子はふと、そのロングブラの下から太ももの方に向かって、4本のヒモのようなものが垂れ下がっているのを見つけた。
「なんだろこのヒモみたいの?」
しかしその疑問はまもなく明らかにされるのであった。
「じゃ、次はこのストッキング穿いてね」
渡されたストッキングを穿く麻子の脚はみるみる透き通るような光沢の真っ白な脚に変わっていった。
「わぁ〜足が……白い〜! でもコレちょっと短くない?」
麻子はそのストッキングが自分の太もも辺りで終わって、しかもその終わり部分がレースで飾られている事に気付いた。
従業員はブラからぶらさがるヒモを麻子が穿いているストッキングのレース部分に留め始めた。
「こ、このヒモってもしかして……」
麻子はようやくそのヒモが何であるかを悟った。
(……ひゃ〜なんかエッチな格好!)
自分の太ももにはストッキングを吊っている4本のガーターベルト、そのベルトの付け根部分には小さな可愛いブルーのリボンが付いている。
「これでよし! あら〜さっきよりスタイル良くなったじゃない。ホラ、見て!」

麻子は鏡で自分の姿を見て唖然とする。
鏡に映るその姿は上から下までまさに純白の光沢の下着──いやランジェリーに実を包んだ女の姿。
さっきまで麻子が身に着けていた普通のブラより明らかに格調高いものだった。
(……それにしてもなんか凄い格好……これがドレスの下着って……なんというかエッチな……これじゃまるでSMの女王様みたいじゃない……
本当にみんなウェディングドレスの下ってこんなエッチなもの身に着けているものなの? 男だったらパンツ一枚でいいのに……なんか女って、男よりいろいろ 部品が多いというか大変……)


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