「さて・・・覚悟は出来たかね・・・大塚君」
赤黒くそそり立つ草川のモノが嫌でも目に入ってくる。
嫌だ・・・怖い・・・今まで自分が犯した女達も同じ事を考えたのだろうか、俺は贖罪の言葉を呟いた。
「すま・・・な・・・かった、俺が悪かった・・・・ゆる・・・してくれ」
「何を今更・・・贖罪の言葉を聞いたところで娘は・・・・戻ってこない。その身をもって私の裁きを受けろ」
草川は怒気を強め力任せにズボン、そして下着をも引きずり下ろした。
一糸まとわぬ姿となった俺を草川は満足げな表情で見下ろし、再び身体をまさぐり始めた。
舌が口内を陵辱し、同時に右手は乳房・・・・そして秘唇へと体中を這い回る。
「くぁ・・ん・・・・んはぁ・・・・んんん・・・・ぁあぁぁぁ」
口内を犯されている為声にならない声が口からこぼれる。
だが、身体の奥から来る電気が流れるような感覚は、確実に俺の理性を壊し秘唇から発する水音は激しさを増していた。
「ふふふ・・・やさしいねぇ私は・・・こんなになるまで準備をしてあげたんだから。ほら、みてごらんこれは君の膣から出たものだよ」
草川は俺の目の前に粘液で濡れた指を突き出した。その指と指の間に掛かる糸が俺の羞恥心を激しく刺激した。
「さて、私もそろそろ我慢できない・・・遠慮なく挿入させてもらうとしよう」
俺は草川の意図を察し、ベッドの上で逃げようとした。だが腰に力が入らず草川から逃げることは出来なかった。
草川は俺の腰を捕まえると感触を楽しむように少しずつ挿入してきた。
「あ・・・あぐぅ・・・うっ・・かはぁ・・・・くふぅ・・・いや・・・だ、や・・・めろ・・・やめてくれ」
「私の娘も泣いて懇願したはずだがねぇ・・・言った筈だよ君にも同じ屈辱を味あわせる・・・と」
「うっ・・・・う・・・・う・・・」
涙が流れた、その涙は屈辱の涙なのか、それとも贖罪の涙なのか自分にも判らなかった。
だがこれは現実なのだと身体を引き裂くような痛みが突きつけていた。
パンパンパン・・・・・
肉のぶつかり合う音が響いていた。それに混じるのは結合部から漏れ出る淫らな水音、そして・・・俺自身のすすり泣く声だけだった。
「ふふふ・・・はーはっはっはは・・・どうした? もう抵抗しないのかい? それではこれではどうかい?」
草川は俺の身体を抱き上げ鏡の前で俺の両足を押し広げた。
「どうかね?これなら君のいやらしい所が丸見えだ」
「こ・・の・・・へんた・・い・・や・・ろう、あああああ・・・・」
「何か言ったかね?まあいい仕上げだ・・・君が殺した娘の無念を受け取りたまえ」
草川は腰のグラインドをより激しいものへと強めた。同時に俺に襲い掛かる快楽の波は理性という名の堤防を壊しつつあった。
「あ・・・いや・・・だ・・・・やめ・・・くはぁ・・あ・・ああああ・・・い・・・いやだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
「い・・・いくぞ・・・・はぁ・・はぁはぁ・・・7年分の恨み受け取れ・・・・・うくぅ!!」
「やめ・・ろ・・・・いや・・あ・あっああああああああああああああ」
その瞬間、草川のモノが震え熱いものが身体の中でほとばしる・・・俺は・・・男に・・・犯された。
草川は部屋から出て行き俺は独り部屋に残された。
部屋のバスルームで身体にこびりついた精液を洗い流す・・・・惨めだ・・・今もなお秘唇からは精液がこぼれ落ちている。
「う・・・・うっく・・・う・・・・うああああああ」
堰を切ったように涙が止まらくなった。そしてバスルームに俺の喚き声とシャワーの音が織り成す死んだ女たちへの鎮魂歌が響いていた。