・・・っう、何処だここ? 確か学校の帰りに・・・。
「おや、気が付きましたか? 宮木守君」
男はベットに寝かされていた守を見ながらそう言った。
「テメエは学校の帰りに俺を・・・はっ! 残念だったな俺なんか誘拐したところで一銭にもならねーぜ」
「ああ? 君の言いたいことはよく解りますよ・・・」
言葉を続けようとした男を遮り守は怒鳴った。
「わかってんなら離せよ! ご丁寧にロープなんかで手足しばりやがって!」
そんな守の反発をもさして気にせずに男は言葉を続けた。
「むしろ君の用に身よりのない男子が必要なんですよ」
「へっ、だったらあれか、ニュースで時々聞く俺位の年齢の男が好きとか言う変態か」
「そういう趣味の客がいないわけじゃないんですがね、君の場合は違います」
「君にはこれから女の子になってもらいます、強制的にね」
男は何事もないかのように平然とそう告げた。
「そんなこと出来る訳ねえだろ、俺は生まれて15年間ずっと男だ」
「強制的だと言ったじゃゃないですか・・・この薬品を使えば立ちどころに君は女の子になります」
男はそういうと薬品が入った瓶をふってみせた。
「頭でもおかしいんだろアンタ、そんな薬なんて聞いたこともねえよ」
守が、叫ぶのと同時にチクッとした痛みとともに注射器の針が守に刺された・・・。
「へっ・・・あれから一時間たつが何にもおきねえし男のまんまだぜ、いい加減にしやがれ」
「心配しなくても一時間たったならそろそろです」
「減らず口叩いて・・・」
守はなおも言葉を紡ごうとしたが上手く発音出来ずに終ってしまう。
・・・体が変だ声が・・・色んなとこが熱く・・・頭痛も・・・まさかほんとに・・・嫌だ俺は男のままで・・・。
「始まりましたか、まあ次に君が気付いた時は立派な女の子ですよ」
冷酷にそう告げる男の声もはっきりとは聞き取れないまま守は意識を失った。

  ◇◆◇

・・・・・・・・・頭が・・・クラクラする・・・・そうだ俺は・・・。
気がつき自分の身に起きたことを思い出し、守は慌てて自分の体を見回し愕然とした。
下半身は誘拐された時のままの学生服のズボン姿で中までは見えなかったが、股間の感触があきらかに何か変だ。
そして上半身には男性では有り得ない大きさの胸が存在していた・・・。
「女の子になった気分はどうだい? 守君」
愕然としている守を挑発でもするかのように男がたずねてきた。
「テメエ、人の体をこんなにしやがって・・・そうだ時間がたったら警察や学校だって黙って・・・」
「興奮して気がついてないようだけど声の調節も上手くいったようだね」
「ああ、それと警察と学校には・・・まあこれを見せるのが早いか」
男はそういうと新聞の地域ニュースのページを守に見せた・・・。
「東京都府中市○×で中学生の宮木守君(15歳)がトラックに轢かれ死亡、警察はトラックを運転していたを運転手を業務上過失致死の容疑で・・・」
「そ、そんな俺はまだ死んでない・・・」
「やれやれ、誰が今の君の姿を見て自分は男だったと、宮木守だったと言ったところで誰が信じるんだい」
そういうと男は手鏡を守の目の前にかざした。
短くスポーツ刈りにカットされていたはずの髪は長くなり耳まで伸びている、
顔も目がぱっちりとし女の子の顔になっていた、
なにより日頃から遊び周り日焼けしていたはずの顔が色白になっている・・・。
「納得したかい? それに警察の上層や警察に影響力ある政治家にも客は多くてね、こうして誘拐事件でなく事故として処理してくれるのさ」
「そ、そんな・・・いやだ・・・・・・」
うわ言のような守の呟きを無視して、男は守に近付き守の胸を強く揉んだ。
「ひっ、痛い! 痛い! 離せぇ」
「大きさは要望通りだが、まあいきなり感じたりはしないか」
そう言うと男は一旦ベットから離れ、そばにある机から注射器とアンプルを取り出した。
「痛がれてるばかりじゃ話にならないし、セックスに嫌悪感をもたれても厄介なんでね。それに今回客の要望が15歳位の淫乱な女の子のペットってことだか ら、
守君にはこの媚薬を使いながら、女の子としてキモチヨクなることを覚えてもらう。嫌だと言っても体でね」
「ひっ・・・く、くるなあ・・・だれがそんなこと・・・」
恐怖にひきつった守の腕が男に押さえつけられ、女の体にされたときと同様にチクッとした痛みが走った。
「この薬は即効性だから、処女だと普通は痛いようなことでも、直ぐにキモチよくなれるよ」
男は嘲笑を含みながら守にそう告げて、用済みになった注射器とアンプルをゴミ箱に無造作に放り投げた。
「ンッ・・・はぁ・・・・なんか体が変に・・・む、胸が・・・」
守の体がビクッと震える。身に付けているTシャツの薄い生地に胸の尖端が触れるだけで守の頭にチリチリと甘い痺れるような衝撃が起こる。
「さっそく効いてきたようですね、守君」
「そ、そんなわけあるかぁ」
守は必死に反論したが、体を少し動かすだけで服にすれた乳頸から再び甘い痺と衝撃が走る。
「まあ今にわかります」
男がTシャツの中に手を入れて守の胸を強く揉む。
「ンンンッッ・・・はぁんっ・・・」
最初に胸を揉まれた時と同じく痛みを警戒した守だったが、痛みは起きずに甘い痺と衝撃が強くなるだけだった。
「乳頸も勃ってきましたね」
男は右側の胸を揉むのを止めて乳頸を指で摘みつねるようにひねった。
「んはっ・・・やめろ・・・ンン・・・痛い、つねるなぁ」
「痛い? 本当に痛いだけですか守君?」
「あ、当たり前・・・はぁん・・・」
守がなおも言葉を発しようとしたところに逆の左胸を強く揉まれ、守は反応してしまう。
「あっ・・・んんっ・・・や、やめ・・・んんんっっっ」
「いいですね、ちゃんと淫乱な女の子のようになっていますよ、守君」
反応しては、感じてはいけないと守が意識すればするほど体は反応してしまい、甘い声を守は漏らす。
「・・・んんっ、あたまが痺れて・・あぁっっっ」
「・・・そろそろ、このシャツは邪魔ですね」
男はそういうとハサミを取り出し、シャツを首筋の部分まで引き裂いた。
自分にある女性特有の胸をまざまざと見せつけられる行為だったが、守は呆然とみつめるしかなかった。
「ほら、守君の大きな胸と乳頸が勃ってるのがよく見えるでしょう」
男はそういいつつ守の胸と乳頸への愛撫を再開する。
「ああっ・・・んんっ・・・か、体が勝手に・・・んんっ」
「左側の乳頸も勃ってますよ」
男はそう言いながら揉むだけに止めていた、左側の乳頸にも指を這わせてつねるように動かす。
「くっ・・・んはっ・・ああんっっっ」
「キモチイイんでしょ、声も嬌声が多くなってますよ、守君」
とうとう耐えられずに守は目をギュッと閉じたが、
何処をいじられているのか、自分でわからないことが逆に守の快感を増幅していく。
「ああっ・・・駄目・・・キモチ・・・んんっ・・・ああっ・・・頭がとけ・・ああっ・・・んんっ・・・はんんんっっっ!!」
(・・・駄目だ・・・俺おかしく・・・・あ、あた、ま・・・がまっしろ・・・こ、これが・・・・女の・・・)
自分が女になってしまったことへの嫌悪感を抱きつつも、一方で守の頭に女としての快感が確実に刻み込まれた瞬間だった。
「胸をいじられただけでイクなんて随分と淫乱な女の子ですね、守君」
「さて胸だけ愛撫していても仕方ありません」
男は幾分、正気を取り戻し睨みつける守の視線を意にも介さずに、ガチャガチャとベルトを外しズボンを守の足首まで引き下ろした・・・。


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